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第６章
親子体操のすすめ

親子体操は、お金がかからず、道具もいりませんし、ちょっとした場所さえあればできます。親子のふれあいです。さらに、お互いの体重を貸し借りするだけで、親は子どもの成長を実感でき、子どもは親をひとり占めにできる、親子のきずなを深める最高のチャンスです。そんな体験をたくさんもたせてもらった子どもは、親に自分の居場所があることを自覚して、自分を大切にして、自信のもてる若者に成長することでしょう。
　本章では、親と子どもが背中あわせになって腕を組み、立ち上がったり座ったりする「仲よし立ち座り」、親と子どもが向かい合って長座姿勢になり、互いの足裏を合わせて空中でかけっこをする「空中かけっこ」など、１３種類の親子体操を紹介します。